フィギュアスケートのｼﾞｬﾝﾌﾟの得点についてですが…(例)３回転ﾙｰﾌﾟー３回転ﾙｰﾌﾟで２...

フィギュアスケートのｼﾞｬﾝﾌﾟの得点についてですが…(例)３回転ﾙｰﾌﾟー３回転ﾙｰﾌﾟで２個目のｼﾞｬﾝﾌﾟが回転不足で原点(新しいﾙｰﾙでは基礎点の70％でしたっけ？)の点数と


３回転ﾙｰﾌﾟー２回転ﾙｰﾌﾟを完璧に跳ぶのでは点数はどう違いますか？

○３Lo－３Lo(認定)



5.10＋5.10＝10.20



4分の1未満の回転不足の場合｢最終GOEが＋－に制約されないエラー｣にて

最大評価から１段階引き下げられるので

最悪全員のジャッジから－1評価を受けても0.70ほどの減点にとどまり悪くても9.50





○３Lo－３Lo＜(ダウンローテ判定)



5.10＋3.60＝8.70



｢最終GOEが＋－に制約されないエラー｣にて

最大評価から1～2段階引き下げられるので得点は7.30～8.00。

最悪すべてのジャッジから－2評価を受けたとしても7.30ほどになります

これまでの判例を見るとダウンローテ判定を受けて

加点を得たケースは一度もなかったと記憶しています。

実質ほぼ減点と思っていいと思います





○３Lo－３Lo ＜＜(回転不足判定)



5.10＋1.80＝6.90



｢最終GOEが必ず－になるエラー｣にて－２～－３評価

３Loの基準で減点されるので1.40～2.10減点されて得点は4.80～5.50





○３Lo－２Lo



5.10＋1.80＝6.90



ＧＯＥは３Ｌｏの基準の評価点でつけられるので完璧に跳んだ場合は＋評価をもらえます





両足着氷や両手お手つき、店頭などよほどひどい着氷でない限りは

ダウンローテ判定を受けてもセカンド3Ｌｏを跳んだほうがお得ではないかと思います

基礎点では３－３のセカンドが中間点の方が、３－２よりも当然高くなります。

３Ｌｏ－３Ｌｏ＜の場合なら、5.1点＋3.6点＝8.7点です。

３Ｌｏ－２Ｌｏですと5.1点＋1.8点＝6.9点ですね。



ただＧＯＥで差が付いてきます。

３－２を加点をもらえるように素晴らしく跳んだ場合、（ほとんど無いことですが）２の加点を貰ったとすると、×0.7で1.4点の加点がもらえます。

すると6.9点＋1.4点＝8.3点ももらえます。

これだと３－３＜の基礎点に近い得点になります。



そして中間点はＧＯＥで減点される場合が多いと思います。

必ずしもマイナスにしなければならないわけではないけれど、おそらくほぼマイナスになると予想しています。

例えばＮＨＫ杯ＳＰの村上選手の３Ｔ－３Ｔはスピード・飛距離・高さも申し分ないように見えましたが、３Ｔ＜－３Ｔと中間点を取られた為にＧＯＥはマイナス0.1でした。

あの質の良さでも中間点だとマイナスになるということは、普通の質・あるいはやや着氷が乱れたりしたらもっと大幅なマイナスになると思われます。



なので、場合によってはやはり３－２を美しく決めた方が点数がもらえるという可能性もまだ残っていますね。

ただ中間点でも美しく決めればＧＯＥのマイナスは最小限にとどめられ、美しい３－２よりも点数がもらえる場合も多いと思います。

多くの選手はやはり中間点導入によって３－３に挑戦しやすくなったことは確かだと思います。

3Lo-2Loの基礎点は5.1+1.8で6.9です。

3Lo-3Lo<の基礎点は5.1+3.6で8.7です。



アンダーローテーションの場合、GOEはマイナスで収める義務はありませんが、つく場合がほとんどなので、全ジャッジがマイナス2をつけたとして、8.7-1.4で7.3です。全員がマイナス3をつけるということは、ほとんど無いと思うので、回転が少し足りなくても、3-3を跳んだ方がお得ですね。完全に足りない場合は別ですが。

(基礎点数値は昨季のものですすみません。)そもそも回転不足はやっと今季から基準らしい基準が設けられ、１/４以上１/２未満の回転不足で与えられる点数が基礎点の70パーセント与えられ(中間点といいます)。１/２以上で完全なる回転不足扱いされ、回転数１段階下がるということになりました。GOE(出来映え点＝減点１～３)も同時にされます。質問者様のおっしゃるケースでは完全な回転不足がゆえ２回目の３回転ループが２回ループ扱いされますつまり基礎点５.0が１.５点になりますつまり基礎点3.5点減点とおなじ意味なのです。これは、中間点もらえる範囲内に判定されればその技の基礎点の70パーセントはもらえる訳ですから３回転ループは3.5点に、つまり３回転ループが１.５点減点で済むわけです。ルール上完全なる回転不足は必ずGOEでマイナス2～3評価で減点必須、中間点の場合エラー評価としては１～2段階ダウンとなります。完全な回転不足と中間点がもらえる回転不足の違いは簡単な解釈するなら基礎点とGOEでの大幅な減点をされるかされないかということです。

では３回転ループ＋２回転ループを完璧に跳んだ場合回転不足で３回転ループ＋２回転ループ扱いされたＮＧなジャンプと何が違うのか、合計基礎点は高めではないが、減点されることなく加点が１～３点されるので回転不足でグレード下げられて３回転ループ＋２回転ループ扱いになったジャンプよりまともに跳べた３回転ループ＋２回転ループのほうが点数高くなるということです。質問者様の質問の主旨にたどり着いていたでしょうか？少しでも参考になれば幸いです。