2012年5月4日金曜日

フリーでのダブルアクセル

フリーでのダブルアクセル

前のスケートカナダで真央が3Aをダブルに変えて、最初と最後に2Aを、

さらに2Aのコンビネーションを跳んでますよね、ほかにも単発2A2回と2Aコンビネーションを跳んでる選手がいたと思いますが・・・



①フリーでの2Aは、何故3回跳ぶことが許されてるんでしょうか?

3回転だとザヤックですよね?





②そのうち一回はコンビネーションにしなくちゃいけないんですか?







2006年のグランプリファイナルでは、キムヨナ選手が単発のダブルアクセルを3回飛んで優勝してますよ。

3回転ジャンプは回数や組み合わせの制限がありますが、ダブルアクセルはありませんでした。コンビネーションにしなくてはいけないというルールも今のところありません。

3回という回数制限も実は昨シーズンからなんですよね。



キムヨナ選手や浅田真央選手は、簡単そうにダブルアクセルを綺麗に決めますが、結構女子では習得が難しいジャンプでもあります。ノービスの選手でもダブルアクセルが飛べずに挫折してしまう選手もいるぐらいです。

減点幅が少なく、加点幅大きいローリスク・ハイリターンのジャンプ、しかも3回転トゥループとたった0.5ポイントしか変わらないんですよね。








ダブルアクセルは06-07シーズンまでは回数無制限でした。

07-08シーズンからは3回までに制限されました。コンビネーションにする必要もなく、単独で3回でもOKです。

ただ演技全体としてはあまりいい印象をもたれないかもしれませんね。特にシニアでは。

真央選手(カナダ大会) 複雑ステップ2A・ターンを交えたステップ2A-2Lo-2Lo・ほとんど助走ないふわっと2A または

ヨナ選手 イナバウアー2A-3T・2A・スパイラル直後2A または 2A・2A-3T・イナバウアー2A

のように、3回でも良く見せるためには工夫して跳ぶことが必要なのかと思います。



特に真央選手はステップをふんだり助走部分がほとんどない軽々と2A、ヨナ選手はイナバウアーから2Aと跳んでますが

アクセルは難しいのです。前向きに踏み切るので恐怖心が出る人もいるんです。

去年のTHE ICEでミライ選手が真央選手に「トリプルアクセルをどうやって跳ぶんですか?」と質問していて、

ミライ選手は「アクセルは私には難しい。2Aで3年かかった。」と言ってたくらいなんです。







そもそも昨シーズンの前シーズンまでは2Aは無制限でした。

規制されて3回までになったはずですが。

だから3.3から3.5へ基礎点アップになったんではないかと思います。

3回転のウェルバランスとダブルアクセルのウェルバランスは別ものですから

2Aは別に単発3回だろうとコンビネーション3回だろうと問題はありません。

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