フィギュアスケートのルールでわからない事があります。
ザヤックルールでは
①「シングルのフリーで3回転以上のジャンプは同じ種類を3回跳んではならず、2度跳ぶことが許されるのも2種類まで」
②「2度跳ぶ種類については、少なくとも1度はコンビネーションジャンプかジャンプシークエンスにする」
③「同じ跳び方でも3回転と4回転は別の種類とみなし、またダウングレードの場合には下げる前の回転数で判断する」
とあります。
2005年全日本フィギュアスケート選手権の織田信成のフリーのジャンプだけのプロトコルです。
『3A-3T-2Lo(3Lo)/3Lz-2T/3S/2A-3T/3F/3Lo/2A/(3Lz)』
このプロトコルでわからない事がつあります。
①『3A-3T-2Lo(3Lo)』はどういう意味ですか?
②最後の(3Lz)がザヤックルールにひっかかり、無効となってしまいましたが、上記に書いているザヤックルール①②に当てはまらないと思うのですが…。同じ3Lzを1つをコンビネーションで跳んでますし…。これが何故ザヤックルールにひっかかってしまったのですか?
フィギュアスケートのルールに詳しい方、ぜひ回答よろしくお願いたしますm(_ _)m
この『3A-3T-2Lo(3Lo)』の2Lo(3Lo)は、
実際には3Loを試みたけれど、ダウングレードで2Loの判定をするという意味だったと思います。
なので、おっしゃられてるザヤックルールの③に当たる、
「またダウングレードの場合には下げる前の回転数で判断する」の部分を適用し、
基礎点では2Loの分しかもらえませんが、ルール上は3Loを試みたと認識されます。
そうすると、3Tが二回、3Loが二回、3Lzが二回と、
三種類のトリプルジャンプを二回跳んでいる事となり、
ザヤックルールの①「2度跳ぶことが許されるのも2種類まで」に反してしまうので、
二回跳んだ三種類のトリプルの内、
一番最後に跳んだ3Lzがキックアウト(無効)となってしまいました。
確かこの時織田選手は、ルールをしっかり把握しておらず、
3Loはダウングレード判定になったと判断し、その場合2Lo扱いになると勘違いしていて、
3Lzを二回跳べると思ったというような事を話していたと思います。
思えばこの時から織田選手の一番の天敵はザヤックルールでしたね。。
①質問の通りであっていますが、ダブルアクセルも2回までになりました。以前は3回までOK、改正前はトリプルのできない人はオールダブルアクセルやりたい放題でした。そういう選手に限ってPCSは低めに出るので、あまりメリットはありませんが。
2Lz以下のジャンプは回数に規制はあらず、4~5級クラスではオール2Lzにすればいいんじゃないかと思います、ただしアクセルは1つ以上が必須条件ですので。2級以下のクラスは全部1Aだけでいけばいいと思います。ただしPCSについては保証がないので、著しく低い点になる可能性はあることは覚悟しておいてください。
②2度同じ種類を飛ぶ場合は、2回目はジャンプコンビネーションかジャンプシークエンスでなければならず、やらなかったばあい、3T+SEQで強制で0.8倍になります。なので1Tでもいいのでとってひっつけてください。
③回転数が違う場合は別の種類とみなします、ダウングレードの場合は前の回転数で判断するで。これはあっていますが、3A<<と2Aの境界線はどこにあるのか非常に気になります。ルールブックでは4分の1回転以上回転しすぎなければ上のジャンプを試行したとはみなされないとあります。
①は3Loを行ったが、回転不足で2Loの点数を与えるという意味です。2Loは4分の1以上は回りすぎていますから、2Loと判定してはいけないんです。
当時は中野選手の半回転足りない3Aもきちんと2A(3A)と表記し、2Aが無効にならないように採点はされていなのですが。
②は3Tが2回、3Loが2回入っていますから、3Lzは2回飛ぶことはできないんです。予定表通りで行けば、3Lzが削除されます、それとも、2Loを予定していたが回りすぎたとでも主張したいんでしょうか?それは明らかに半回転していますから無理です。結局は、予定表を作る時点で彼は重大なミスをしてしまったわけです。
ショートではダブル以下のジャンプも2度以上行えないです、4Tがパンク2Tになった場合は、3Lz+2Tをやったらジャンプ全体が無効になるんです2Tを2Loにするか3Tに変更しないといけないです、2Tのステップアウトになってしまった場合は議論をよびます、3T<< か2Tかこれは回転しすぎの度合いで判定することになっています。このような場合は3Tも2Tも避けループ系のジャンプに変更するのが安全策です
2005-2006年までについては回転不足判定については
当時は「『試みたジャンプで』カウントし、ザヤックルールに触れているかを判断する」と
ジャッジセミナーで口頭で伝えられたものの
ルールとしての明確な表記がなかったため細部までの周知徹底には至っていませんでした。
競技では実際に判定され一段階下げられたジャンプでカウントされ
ザヤックルールに触れてしまうケースも少なくありませんでした
織田選手のジャンプ構成はもともとは
3A-3T-2Lo、3Lz-2T、3S、2A-3T、3F、3Lo、2A、3Lz
という構成でした。
冒頭3連続ジャンプ3番目のジャンプは2Loだったそうです。
一枠しか五輪出場枠がなく全日本は最終選考の場。
当時は2004-2005シーズン1大会の最大獲得ポイントを持ち点とし
GPSと全日本を含めた最大獲得ポイント2大会で最多獲得者を選考するという方法を取っていて
GPFでも高橋選手に敗れた織田選手はもう後がありませんでした。
そこで冒頭ジャンプ3番目を3Loに急きょ変更したんです。
ところが最後のジャンプは回転不足。これは自身も
「回転が足りなかった」と自覚していたそうで最後のジャンプ2A予定を3Lzに変更したんです。
回転不足判定を受けた3Loをコンピューターが2Loと誤表記したため
最後の3Lzは有効とされ、織田選手はこの時点で優勝となりました。
ところが国際ジャッジ資格を持ち、当時観客席で見ていた岡崎真さんが
「最初の3連続ジャンプで織田選手は3Loを試みていた。
試みたジャンプでザヤックルールをカウントするべきではないのか」と進言し
これによってジャッジが話し合った結果、第3ジャンプは3Loであり、
3Loと3Tを既に2度跳んでいるので最後の3Lzは3種類目2度目のジャンプを跳んだとして
ザヤックルールに抵触したためノーカウントにする」という結論に至りました。
これによって高橋選手と織田選手との順位が逆転、高橋選手が優勝となりました
ただし判定ミスが判明し、関係者に伝えられたのが表彰式直前だったにもかかわらず
「放送終了時間が迫っているから」とフジのごり押しで式は強硬。
織田選手は表彰式を終えて帰宅途中に順位が入れ替わったことを知らされたという
これまたとんでもない事態にもなりました
話がずれてしまいますが当時のトリノ五輪選考は
①前年度国際大会1大会最大獲得Pの70%を持ち点とし
GPS、GPFより最も獲得ポイントの多かった2大会と
全日本の獲得ポイント合計で代表を選考する。
②ポイント差が僅差の場合は±10%以内の場合は優先順位を逆転させる場合がある
③GPF3位以上の場合は全日本を待たずに選考する場合がある
というものでした。
高橋選手の持ち点は4CC3位の獲得P×70%の476点。
織田選手はジュニアワールド優勝の獲得P×70の500点。
その後高橋選手はスケアメ優勝+GPF3位のポイント合計で1524点。
織田選手はNHK杯優勝+GPF4位のポイント合計で1483点。
全日本は優勝が600P獲得、準優勝が550Pが与えられることになっていたため
織田選手が優勝してポイントを上回っても
高橋選手が2位なら9ポイント差しかなく誤差10%以内になるので②の条件に該当しますし
高橋選手はGPFでも表彰台に上がっているので③の条件に該当し
選出される確率が非常に高かった。
織田選手は高橋選手が3位に終わり、誤差10%以上にならなければ
選出されることはありませんでした。
メディアでたびたび報じられたような『ザヤックルールの悲劇で
全日本の順位が逆転したために
織田選手はトリノに行けなくなった』というのは誤りです
そしてトリノ五輪。同じことが高橋選手に起こりました。
高橋選手の当時の構成は
4T、3A、3Lz-3T、3A-2T、3Lo、3Lz、3F、3S
だったのですが、
冒頭4Tで回転不足転倒。これが試みたジャンプでなく判定された3Tで表記されたため
『3T、3Aに次いで3Lzを3種類目2度目のジャンプを跳んだ』
と判定されて単独3Lzがノーカウントとなってしまいました。
五輪では全日本の岡崎氏のように「試みたジャンプでザヤックをカウントすべき」
と進言してくれる人は誰もいなかったためそのまま順位を下げて8位という結果に終わってしまいました
織田選手のことがあったから、ではなく五輪の高橋選手のように
試みたジャンプでなく判定されたジャンプで
ザヤックルールに触れるケースがいくつか出たことが
今の回転不足の『<』表記につながっているのだと思います
2005年の全日本選手権の織田信成選手のジャンプの結果は、
正しくは、
3A+3T+3Lo<
3Lz+2T
3S
2A+3T
3F
3Lo
2A
3Lz
です。
2005年当時は、回転不足を表す「<」のマークは、まだ、ありませんでした。
それで、
3A+3T+2Lo
と表記していたのです。
この2Loは、はじめから2Loを跳んだのではなく、3Loの回転不足です。
採点は、実際の結果のジャンプではなく、
試みたジャンプの種類で判定されますから、3Loの回転不足になります。
したがって、織田信成選手は、
3T、3Lo、3Lzの3回転を3種類跳んだことになるため、
3回転は2種類まで、というザヤックルールに引っかかってしまったのです。
それで、最後の3Lzが0点になったのです。
この織田信成選手の事件がきっかけで、ISUは、回転不足を表す「<」のマークを取り入れることになったのです。
質問の①はルールの③
質問の②は、①によってルールの①に当てはまる。
やっぱり、殿の場合、バナーは全員「リカバリー禁止」で。
↓のかたの言っているパターンでいろんな選手の解説しているものです
http://natsume-fs.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_7271.html
この時の織田選手の例も出てくるので見てみてください
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